プーケット・オールドタウンの超実力店!ミシュラン獲得タイ料理をリーズナブルに堪能

タイ

プーケット・オールドタウンで、ミシュラン獲得の本格タイ料理が気軽に安価で楽しめるレストランを発見しました。観光客の多いプーケットですが、地元で愛される名店で、驚きのコストパフォーマンスと本場の味を堪能できます。今回は予約方法から人気の絶品メニュー、価格帯まで徹底レポートします。

そもそもミシュランとは?

ミシュランとは、フランスのタイヤメーカー「ミシュラン社」が発行する世界的に権威のあるレストランのガイドです。レストランの評価は以下の基準で行われます:

  • ★★★:卓越した料理(exceptional cuisine)
  • ★★:素晴らしい料理(excellent cuisine)
  • ★:星一つの価値がある優れた料理(high quality cooking)

星は多いほど優れているとされ、ミシュラン三ツ星は世界最高峰の評価で、極めて珍しい称号です。

具体例:
予約は数ヶ月〜1年待ちも珍しくない
世界全体でも約130軒程度しかない
受賞基準は「そのために旅行する価値がある卓越した料理」
価格帯は通常1人2〜5万円以上

ちなみに、日本は世界で2番目に三ツ星が多い国(東京だけで約12軒)なんだそうな。すごい。

また、星評価のほかに「ビブグルマン」という区分があり、これは手頃な価格で良質な料理を提供する店に与えられる評価です。今回ご紹介するレストランはこの「ビブグルマン」をなんと4年連続で取得しているとても優れた名店です。味よし、値段よしなタイグルメを堪能するなら、このお店は絶対に外せません。

オールドタウンのミシュラン獲得店!TU KAB KAO

TU KAB KAOはトゥ・カップ・カオと読みます。

TU(トゥ)
通常「ตู」と書き、タイ語で「私」または「君(親しい関係で)」を意味します。ただし、この文脈では食事に関連した言葉として使われる場合があるため、具体的には場面によって異なる場合があります。

KAB(カップ)
「กับ」と書き、タイ語で「~と一緒に」や「~を伴う」という意味です。文法的に他の名詞や動詞をつなげる接続詞のような役割をします。

KAO(カオ)
「ข้าว」と書き、タイ語で「ご飯」や「米」を意味します。

これらの単語を組み合わせると、直訳で「ご飯と一緒に」という意味になりますが、意訳すると「ご飯と一緒に楽しむ」や「食卓を囲む」のような意味にもなります。
タイでは食事が重要な文化的要素であり、この名前は「気軽に、でも満足できる料理を楽しめる場所」をアピールしているのかもしれません。素敵ですね。

ミシュラン獲得の証

レストランに入るとすぐに目に入るミシュランのゴールドとクリスタルの楯(盾)。
キラキラと輝かしいです。

ミシュラン獲得店ということで、かしこまった雰囲気なのかなと思いきや、結構フレンドリーで、話しやすい雰囲気の店員さんが出迎えてくれました。

店内はかなり広めで、エアコンあり。とても清潔で外の光がたっぷり入る大きな窓もあります。インテリアもこだわりがありとても素敵でした。

リーズナブルなメニュー

メニューのお値段感はざっくりこんな感じ。

写真付きのメニュー。ありがたい。タイの全レストランこれにしてほしい…。

ソフトドリンクは約300円~600円程度
ビールは1本約500円~

パイナップルライス…290バーツ(1300円)
空心菜炒め…110バーツ(500円)
ココナッツスープ…175バーツ(800円)
グリーンマンゴーサラダ…150バーツ(680円)
魚料理…250バーツ(1100円)
タイカレー…220円(1000円)

一般的なレストランとあまり変わらないか、若干高いくらいのお値段感ですね。

おすすめ!大人気の絶品メニュー!

TU KAB KAO(トゥ・カップ・カオ)に来たら絶対食べてほしいメニューはズバリ、「カニカレー」。

濃厚な蟹の風味が広がるタイの蟹カレー

濃厚なカレーソースにたっぷりの大きなカニの身が入っていて、とっても新鮮です。
一度食べるとやみつきになること間違いなしの味です。サイドにはヌードルや春雨、ジャスミンライスが選べますがおすすめは香り豊かなジャスミンライス!カニカレーの濃厚な蟹の風味とよく合います。

また、口コミによると「ゲーン・ソム」や「バイリアン・パッカイ」も人気だそうな。

ゲーンソム(แกงส้ม)…直訳で酸っぱいカレー。ざっくりいうと皆さんご存知のトムヤムクンのエビの代わりに白身魚を使ったカレーです。見た目は赤いカレーになんかに崩れた野菜が浮いてるなあって感じの見た目です。酢を使っているのでさっぱりとしていて疲れた体に元気をくれるカレーです。お魚メインで栄養満点◎

バイリアン・パッカイ(ใบเหลี้ยงผัดไข่)…タイ南部のチュンポーンなどで栽培されているバイリアン(グネモンの葉)とカイ(卵)をパット(炒める)炒めた料理で、栄養価が高く現地タイでもとても人気のあるタイ料理です。グネモンの葉ってなんやねんという感じですが、要は葉野菜の卵とじ的なやつです。これがマジでうまい。

お昼時は激混み。行くなら予約するか15時以降!

営業時間は11:00~21:00。最初に私たちが訪れた時間は12時頃の超ピークタイム。
オフシーズンだったので予約もせずのんきに向かったのですが、当たり前に満席。3時間待ちとのこと。

名前を伝えてその場で3時間後の予約をしました。
3時間もお店の前ではさすがに待てないので近くのカフェで待機。2時間後に再度来店という形でやっと入ることが出来ました。

12時ごろはお店の外まで行列ができるほど並んでいましたが、私たちが訪れた15時頃は2~3組がお店の中で食後のデザートを頂きながら談笑している程度で、ゆっくりと座ってランチをすることが出来ました。

TU KAB KAOへのアクセス方法

オールドタウンの中心部から徒歩約4分、というかほぼオールドタウンの中心部に位置しているのであまり迷う事はないと思います。

📍TU KAB KAOの場所はこちら

何度も言いますがお昼のピーク時は避け、15時~17時頃に訪れることを強くお勧めします。ディナータイムには18時を過ぎると一気に満席になります。
もしくは事前に予約を!

事前の予約方法

Google Mapsに記載してある電話番号へWhats Appを使って直接電話/テキストメールを送るか、Facebookから予約が可能です。
電話番号は:+66 7660 8888
フェイスブックはこちらです:https://www.facebook.com/tukabkhao/

お店に電話するのはちょっとハードルが高いよ~という方は、午前中にオールドタウンに到着し、すぐにTU KAB KAOへ行き、その場で予約をしてしまうのが一番お手軽かもしれません。予約時間まではオールドタウンの観光ができるので効率的ですね。

まとめ

筆者はミシュラン獲得店というところに今回初めて訪れたので味の比較はできませんが、また食べたくなるくらいとっても美味しかったです!
しかも一品500円~1000円程度というリーズナブルな価格なのもとても嬉しいポイント。ボリュームもしっかりあるので満足度も高いです。
日本から友人がプーケットに遊びに来たときはここをお勧めするようにしていますが、みんな大満足してくれる、日本人の舌にも合う味付けです。

プーケットのオールドタウンへ訪れる際はぜひ行ってみてください。

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