【トルコ旅】トラブゾンからカッパドキアへ!長距離バスのチケット購入&快適に移動する全ガイド

トルコ

前回、ジョージアとトルコの間のサルピ国境からトルコへ入国、気球を見るべくカッパドキアまで行くために一度トラブゾンに立ち寄りました。

↓前回の記事

さて、トラブゾンからカッパドキアまでは15時間かかるそうです。
ここまでの長距離バス移動は初めてなのでドキドキしますが、気球を見るために頑張ります。


失敗しない!トラブゾン中心部でのバスチケット購入方法と値段

初めてのトルコ旅、絶対に失敗したくなかったのでオンラインでチケットは購入せず、ホテルから近くのバス会社をGoogle Mapで検索し、直接出向いてチケットを購入することにしました。

トラブゾン中心部のホテルに滞在しており、大手のKamil Koc社METRO社に絞り検索をかけ、ちょうど近くにKamil Koc社の代理店を発見したのでここでチケットを購入することに。

英語はギリギリ通じたので、オフィスで当日のギョレメまでのチケットを購入
(この時点でバスの残席は2でした。危なかった)

ぺらっぺらのレシートのようなチケットをゲット。
これがチケットなのか?と聞くと、そうだよ、と言われました。

ちゃんとTrabzon-Otogar 17:00発 →Goreme-Otogar 8:30着の記載がありますね!
所在地の記載もあり、これで安心!

Otogar=トルコのバスターミナルの事です。
現地でバスターミナル、と伝えてもあまり伝わらないのですが、「Otogar(オトガル※発音そのまま)」と伝えるとちゃんと通じます。

トラブゾン→カッパドキア(ギョレメ)行きのチケットの価格

ちなみに、チケットの価格は2人で22,00,00TL(約8,000円)なので、一人分は約4,000円です。
15時間乗って4,000円はかなりありがたいですね。

トラブゾン・オトガルへの移動は無料送迎セルビスで!

トラブゾン市内のバス会社でチケットを購入したら、指定の時間にオフィスでセルビスが来るのを待ちます。

「セルビス」(Servis)とは:
トルコの長距離バス会社が提供する無料の送迎サービスのことです。
長距離バスの乗り場であるオトガル(バスターミナル)は、通常、街の中心部から離れた郊外に位置していることが多いです。このため、バス会社は顧客の利便性を高めるためにセルビスを提供しています

念のため、オフィスには20分前につき待っていましたが約30分遅れでセルビスが到着。
無料送迎サービスなので、あまり期待はしていなかったのですが、なかなか広いバンが来ました。

イケおじが運転するセルビスに乗り込み、いざ、トラブゾンオトガルへ!
トラブゾンの中心部からオトガルまでの移動時間は10分程度なので、あっという間です。

チケットがトラブゾン市内で購入できなかった場合

トラブゾンにいるけど、近くにKamil KocもMETRO社もないよ~という方は、バス会社のオンラインサイトからでもチケットの購入が可能です。

Flix bus公式:https://www.flixbus.com/

もしくはタクシーでトラブゾンのオトガルまで直接向かい、オトガル内のバス会社で直接チケットを購入もできます。
オトガル内の方がトラブゾン市内よりもバス会社はたくさんありますし、カッパドキアは人気の観光地なので、多くのバス会社の目的地に含まれています。
バス会社を選べるならやはり、Kamil KocかMETRO社がおすすめです。口コミも良いので。

トラブゾンオトガルの場所

GoogleMapで「Trabzon Otogal」と検索すると、古い情報が出てきますが、実際のオトガルの場所はこちらです。
📍Trabzon Şehirlerarası Otobüs Terminali

トラブゾンのオトガル(バスターミナル)に到着

2025年に新しくなったオトガル、めちゃめちゃ豪華な建築です。

裏側にグルーっと回り込むと、カフェやバス乗り場があります。
建物内にバス会社が多数ありました。

のんびりおやつでも買おうかな~と思っていましたが、セルビスのいけオジドライバーに「遅れてるから急げ!」のようなことを言われめちゃくちゃ急かされ長距離バスに乗り込みました。
30分遅れてきたのそっちやで…?と思いながらも、ようやくカッパドキア行のバスに乗り込みました。

カッパドキア行きの長距離バス15時間の夜行バスの車内設備とサービス

さて、15時間も乗るバスの車内はどんな感じかしらとドキドキしていましたが…めちゃくちゃ綺麗。

どこもかしこもピッカピカでした。
設備は社内クーラーあり、ドリンクホルダーあり、テレビ(付かない)、カーテン(not遮光)、広い窓(開かない)、リクライニングあり、お水のサービスありという感じです。

シートにはおベンツ様のマーク。座り心地は最高でした。

車内にトイレはありませんが2~3時間おきに休憩所に停車するのであまり困らなかったです。
トラブゾンのオトガルではシートはスッカスカでしたが、いろいろなところに停車して、最終的には満席でした。(バス会社のオフィスで言われた残席2ってホントだったんだなぁと思いました。疑ってごめん)

あと、無料でお水のサービスもありました。
冷蔵庫がバスについているのですがドライバーの怠惰なのかなぜか水が配られなかったので現地のトルコ人が勝手に冷蔵庫から水をもらっており、目が合うと「いるか?」と言われたのでもらっておきました。

また、トルコの長距離バスに乗るときの注意点がいくつかあるので次の点にもご注意ください。

💡休憩所でトイレを利用する場合は現金(トルコリラ)が必要
💡バス車内で現地警察のパスポートのチェックがある
💡クーラー直下のシートだと凍え死ぬので、真夏でも上着必須

特に、パスポートのチェックについては、預け荷物としてバスの下に入れてしまうと出せなくなるので、トルコで長距離バスに乗る際は必ず手元に置いておくようにしましょう。
ほかの旅行客がバスの下からパスポートを取り出す羽目になり警察に舌打ちされていました…コワイ

そんなこんなで、15時間はあっという間に過ぎ(びっくりするほど爆睡していた)気が付くと朝、うっすら空が白みかけていました。

【到着】カッパドキア(ギョレメ)到着後の流れと長距離バス移動のまとめ

到着予定時刻から30分遅れ、9:00
ついにカッパドキアに到着!!!わーーーい!!!

たくさんの洞窟ホテルや見慣れない奇岩に胸が躍ります。

今回、ホテルはギョレメに取っていたのでバスの降車地からすぐで、めちゃくちゃ楽でした。

ホテルのチェックイン時間は11:00。
2時間ほど時間が余ったので朝からやっているカフェにブランチへ。

今回お邪魔したのは📍The Patio Cappadocia

朝早くから営業しており、早朝のホテル難民の救世主。しかもご飯がすっごく豪華!!!

もちろんチャイ付き。パンは外はパリッパリ、中はふわふわで温かく、サラダも新鮮でとてもおいしかったです。木造の優しい雰囲気で、店内はこんな感じ。

あまり席は多くありませんが、こじんまりしていて温かい雰囲気です。
暖炉もありました。

The Patio Cappadociaの場所はこちら

朝早く到着してホテルまでの時間が余ってしまった方はぜひ行ってみてください。

カッパドキア(ギョレメ)には1週間ほど滞在するのでとっても楽しみです。
ツアーやタクシーはぼったくりが多いと聞いたので、自力でローカルバスなどを利用しながらカッパドキア観光を楽しみたいと思います。


結論、ツアーは不要でした。
最高に楽しかったカッパドキア観光スポット巡りの記録。

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