ピピ島ツアー|プーケットから行く絶景スポットと正直レビュー

タイ

プーケットを訪れたら、絶対に外せないのがピピ島。そして有名なマヤベイへ行くためプーケットからピピ島ツアーに参加してきました。今回は、ツアーの内容や、費用、実際に体験したことを元に正直にツアー内容をレビューします。

プーケットからピピ島へ!ツアーの概要と費用

プーケットに2ヶ月の滞在中、少し足を伸ばしてピピ島ツアーに参加してみることに。ピピ島へ向かう港の周りにたくさんの旅行代理店があったので、直接交渉に行きましたが、値段はAgodaに掲載されている内容の約2~3倍でしたので、おとなしくAgodaで予約するのが最安価かと思います。

私が参加したツアーは【oh-hoo】という旅行代理店の以下のツアーです。

【プーケットからのピピドン、ピピレイ、カイナイシュノーケリングツアー】

ツアーを選ぶ際に重視した点は

  • 代理店のレビューが平均以上
  • マヤベイがツアー内に入っている
  • ボートの人数制限があり、多すぎない
  • それぞれの島での滞在時間が長いこと(20分以下は論外)
  • ホテルへの送迎があること

でした。

ツアーによっては島に降りずに少し遠くに船を止めて外から眺めるだけですぐ移動、というツアーもありますので、しっかりと旅行内容(Itinerary)を確認するようにしましょう。また、掲載されている旅行内容通りに旅行が実行されないことも、悲しいことに多くあります。なので、かならず代理店のレビューを確認するようにしましょう。

ピピ島ツアーの主な内容と滞在時間

今回私が予約したツアーの概要は以下です。

①プーケット出発
   ↓
②ピピ・レイ島にてシュノーケリング :30分
   ↓
③マヤベイ(ピピ・レイ島の南側) :60分
   ↓
④ピピ・レイ島にてシュノーケリングやスイミング :60分
   ↓
⑤バイキング洞窟 観光 :30分
   ↓
⑥ピピドーン島にてランチ休憩 :2時間
   ↓
⑦ピーレイベイ 観光 :30分
   ↓
⑧モンキービーチ :30分
   ↓
⑨カイ島:2時間 (入島料はインクルード)
   ↓
⑩プーケットに戻る

ほかのツアーではこのスケジュールにバンブーアイランドが入っていて、それぞれの島での滞在時間がかなりタイトだったので、バンブーアイランドをあきらめ、他の島をゆっくり見られるこちらのツアーに決定しました。

ツアー費用|プーケットからのピピ島ツアーの相場とお得な選び方

さて、気になるお値段ですが、今回私が参加したのは2023年の11月のベストシーズンで、
合計金額は2人で3,438バーツ!日本円にして約15,000円(1人7,500円)でした!

Agodaからの予約レシートメール

9月~10月のオフシーズンだともっと安いと思います。
代理店によってツアーの費用にはかなり振り幅があるので、行きたい島がツアー内に入っているか、出発地はホテルから近いか、送迎があるか等を確認してご予算に合ったツアー会社を選びましょう。

プーケット市内にも多くの旅行代理店がありますが、基本的にオフシーズンでもAgodaより高いです。直接ツアー内容を聞けたり様々なアレンジにも対応してくれる場合があるので、この辺りはご予算との相談になりますが、基本的にオンラインより安いところはありませんので、お得に予約するならオンラインでTrip AdviserやAgodaなどから予約するのを強くお勧めします。

実際の体験レポート|ピピ島ツアーでのアクティビティと正直な感想

ここからは、ピピ島ツアーでよく紹介されている絶景スポットと、その人気観光地のリアルな状況を正直にレビューします。
ピピ島にがっかりしたくない方はこのあたりで読むのをやめておいた方が無難です。。。

ザ・ビーチの撮影地にもなった天国の島マヤベイ

ピピ島ツアーのメインと言っても過言ではない「マヤベイ」

この透明な海で思いっきり泳げたら最高だと思いませんか?しかし、ここで一つ注意。
マヤベイのビーチは、遊泳やドローンの撮影が禁止です

ひざ下までぐらいなら海に入っても怒られないのですが、それ以上入ろうとすると、係員に全力で止められます。

みんな膝まで。

泳げないのはとても残念ですが、そのおかげか、ビーチにはゴミがなく海の透明感は本当に美しいのでインスタ映えはめちゃくちゃします。泳げないけど…。

また、ほとんどすべてのピピ島ツアーの目的地になっているので、基本的にマヤベイは「激混み」です。

ビーチサイドは地獄。右を見ても左を見ても、人、人、人。

ツアー客が常に出入りしているので、基本的に1日中ずっとこの調子です。
しかし、海側には誰も泳いでいないので、ビーチを背にして海の方を撮影すれば人がいない状態の写真を撮ることができます。

ビーチサイドには日陰はなく、ベストシーズンに訪れる際は日差しがかなり強いため、日焼け止めと日傘、帽子などを忘れないようにしてください。

ピピ島ツアーの醍醐味、透明な海でシュノーケリング

ノーフィルターでも透明過ぎてターコイズブルーの海。シュノーケリングで潜っても、海の中にいないと錯覚するほど濁りがなく、色とりどりの魚とシュノーケリングを楽しむことができます。

しかし…

ここにも大量の人。

カメラを少し右へ向けるとこの状況。
タイタニックが沈没した後のように、所狭しと人が浮いています…。
ここはいろんな旅行会社のシュノーケリングスポットになっているので、たくさんのツアー客で混雑しており、あまり楽しめませんでした。

シュノーケリングはピピ島ツアーの中でもかなり楽しみにしていたことの一つだったので、残念な気持ちになりました。完全にオーバーツーリズムですね。

野生の猿に出会える、モンキービーチ

モンキービーチも、わざわざ滞在時間が長いこのピピ島ツアーを選んだほど、かなり楽しみにしていたことの一つだったのですが、

↑上陸までこの距離で、まさかUターンwww

時間がないからとかなんとかの理由で、楽しみにしていたモンキービーチには上陸できず…。うう…
何回がっかりさせられるんだろうと次の目的地へ…

楽しみにしていたアイランドホッピング

ピピ島は小さな島がたくさん集まって一つの島になっており、ツアーではその一つ一つの島に上陸してそれぞれの島で楽しむことができます。

いえ、できるはずでした。

後半に予定していたすべての島をスキップして、ツアー予定に入っていなかったバンブーアイランドに上陸。

もちろん大量のツアー客とともに。

このころにはかなり心が折れ、もはや諦めの気持ちでした。この島でもシュノーケリングは可能ですがメンタル的にへとへとだったので、ビーチサイドにタオルを敷いて時間が過ぎるのを待ちました…。

ピピ島ツアーに参加する際の注意点|準備しておくべきこと

もうお分かりかと思いますが、ピピ島ツアーは完全にオーバーツーリズムだと言わざるを得ません。
なので、参加するなら人が多いことを分かったうえで参加するようにしてください…。

また、私は今回予算の問題で20人乗り位のスピードボートのツアーに参加したのですが、結構ボートがぎゅうぎゅうで、移動がつらかったです。

デカい外国人に挟まれての移動…。

なので、予算がある方はぜひ↓のような少人数もしくは貸し切りボートでのツアー参加をお勧めします。

また、ボートが止まっている間はかなり揺れるので、船酔いしやすい人は酔い止めをわすれないようにしてください。シュノーケリング道具のレンタルはツアー代金に含まれているので、個別で用意する必要はありません。

まとめ:プーケット発ピピ島ツアーを最大限楽しむコツ

酷評してしまったので、何を楽しめっていうんだ…という感じだとは思いますが、今回私がツアーで失敗してしまった事の敗因としては

  • 観光客の多いベストシーズンにツアーに参加してしまった
  • 大人数のスピードボートだった

ことかなと思いますので、実も蓋もないですが可能であればボートと運転手をレンタルするツアーがおすすめです。自分で回る島を自由に選べますし、好きなだけその島に滞在することができます。また、日程に予定があればピピ島に1泊して、ピピ島発の半日ツアーに参加した方がかなりゆとりを持ったツアー内容になると思います。

ピピ島自体は本当に美しいので、環境が変わらないうちに訪れる価値はありますが、あまり過度な期待はせずに参加した方がよさそうです。

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