海が綺麗で近くの離島に日帰りで遊びに行くことができ、物価はそこまで高くなく、コスパ良くリゾートを満喫できるタイの秘境クラビ。実際に行ってみた感想とプーケットからのアクセス方法やおすすめスポット、清潔でコスパの良いホテルを紹介します!
クラビってどんなところ?タイの秘境リゾートの魅力
クラビ(またはクラビー)はタイ南部の西海岸に位置しています。

息をのむような自然美

絶景のビーチと石灰岩の崖: クラビを代表するアオナンビーチやライレイビーチは、白い砂浜とエメラルドグリーンの海、そして切り立った石灰岩の崖が織りなす風景が圧巻。映画「ザ・ビーチ」の舞台となったピピ島へのアクセスも良いです。じつは、プーケットから行くよりも比較的安くピピ島に行けるんです。
隠れたラグーン: クラビにはプラナン洞窟やエメラルドプールなど、秘境感あふれるスポットが点在しています。自然の中での癒しを求める人にぴったりな場所です。
クラビはアクティビティの宝庫

ロッククライミング: ライレイビーチ周辺は世界的に有名なクライミングスポットで、初心者から上級者まで楽しむことができます。
アイランドホッピング: ボートでホン島やポーダ島を巡るツアーが人気です。シュノーケリングやカヤックで透明な海を満喫することができます。
ジャングルトレッキング:クラビの内陸部には熱帯雨林が広がり、滝や温泉(クロントム温泉など)への冒険も楽しむことができます。ビーチはもう行き飽きたよ…な人にもおすすめ!
海沿いならではのお手頃な物価と食文化

安くて美味しいシーフード: クラビのナイトマーケットやローカルレストランでは、新鮮な魚介類(エビ、カニ、魚)が手頃な価格で味わえる。トムヤムクンやグリーンカレー、パッタイも絶品。
個人的なおすすめポイント
クラビの魅力は「自然とリゾートのバランス」に尽きます。
プーケットのような賑やかさは控えめで、でも必要な快適さはしっかり揃っている。ビーチでのんびり読書したり、ボートで島巡りしたり、夕陽を見ながらシーフードを食べる…そんな「まったりライフ」が楽しめる場所です。
断崖絶壁に囲まれたライレイビーチに沈む夕日はいまだに忘れらない絶景です。
プーケットからクラビへの行き方と費用|アクセス完全ガイド
クラビには国際空港があるので、タイ中心部やほかの国からの航空アクセスも良好ですが、もしプーケットに滞在しているならバスで移動することも可能!所要時間約3時間半~5時間ほどで到着します。プーケットの発着場所は主に以下の3か所。
- プーケットバスターミナル
- プーケットオールドタウン
- カタ、カロン
バス会社によって発着場所や価格が変わりますが、片道の最安価は約1,500円程度。トイレ休憩あり。
もし時間や予算に余裕があるならフェリーでも行くことができます(所要時間と費用は約2倍)。
筆者は一番安いバンタイプのバスで行きました。

クラビの到着地のおすすめ
クラビの山の方ではなく、リゾートの方へ泊まるなら、ここ↓らへん(アオナンビーチ近辺~クリフビーチリゾートホテルまで&海沿い)が中心部になります。
ホテルもこの近辺を取ることになるかと思いますので、クラビのバスの到着地としておすすめしたいのは、「Krabi Town Hotel Transfer」(クラビ内のホテルへ直接送迎)もしくは、「Ao Nang Transfer」(アオナン近辺送迎)です。「Krabi bus Terminal」や「Ao Nam Mao pier」は、中心部から少し離れているので、到着後にタクシーなどを呼ぶ必要があり、余計な時間と費用がかかります。

いろいろな代理店を検索しましたが、ベトナムやバリ島でもお世話になった、12GOが最安価でした。
12GO公式サイト:https://12go.asia/en
クラビのおすすめスポット3選|絶景と癒しを満喫
実際にクラビへ足を運んで、個人的に「これはまた来たい!」と思ったスポットを3つ紹介します。
ライレイビーチ (Railay Beach / หาดไร่เลย์)

アオナンビーチから片道100バーツでロングテールボートでのみ行ける、まさに秘境のビーチ。
高級ホテルもレストランもバーもある綺麗なビーチで猿も居て自然を満喫できます。反対側のライレイイーストビーチやプラナンビーチや洞窟にも歩いて行けるので、見所が多いです。ちなみに近くの船着場からピピ島へも行けるので結構便利です。

ライレイビーチへ行くなら、8時から11時ごろの午前中がおすすめ。13時頃を過ぎると、ボートがひっきりなしに到着するので、結構うるさいです。また、ライレイビーチには貸パラソルやビーチベットレンタルなどが無いので、日陰を探すか(ほとんど無い)、灼熱地獄に耐えなければならなくなるので、行くなら午前中がホントにおすすめ!2回言っておきます。
アオナンビーチ (Aonang Beach / อ่าวนาง)

クラビで一番賑わうビーチをご紹介します。
離島に比べると海水の透明度はそこまで高くはないですが、ビーチのすぐ近くまで迫る岩山が迫力満点で、いかにもクラビ!という景色が広がっています。

海沿いにはレストランやホテル、カフェ、マーケットがたくさん並んでいて、夜まで賑やかな雰囲気が楽しめます。泳ぐなら離島へ行くことが多いみたいで、ここで泳いでいる人は意外と少なかったです。夕日がきれいと評判なので、夕暮れ時にはたくさんの人が海岸に集まってきますよ。週末はファイヤーダンスショーをなんと無料で見られます。
アオナンランドマーク ナイトマーケット / อ่าวนางแลนด์มาร์คไนท์มาร์เก็ต
タイに滞在中、たくさんのナイトマーケットを訪れましたが、正直ここのナイトマーケットが一番楽しかったです。

食べ物だけではなく、雑貨やお土産屋さん、服屋さん、手作り石鹸などラインナップがかなり充実していて全く飽きることなく楽しめました。新鮮なカットフルーツがたっぷり入ったカップは60バーツ(約260円)、ローカルビール90バーツ(約390円)と、お値段も比較的リーズナブル!
大きなフードコートの中央にはライブステージ兼テーブルがたくさん置いてあるので、屋台で買った食べ物を持ち込んで無料で利用出来ます。
アオナンの中心部にもナイトマーケットがありますが、私は断然こっちの小規模な方をおすすめします。
📍アオナンランドマーク ナイトマーケット
コスパ抜群!クラビで実際に泊まったお手頃ホテル紹介
ホテルを予約する際、「清潔度」「日当たりのよさ」「立地」「口コミ評価」を重視しているのですが、今回ご紹介するホテルはどちらも◎‼クラビはリゾート地なのでほかの場所に比べると中心地は少し高くなりますが、それでもこれらのホテルは比較的リーズナブルに泊まれました。
Vacay Aonang Hotel
どの部屋もかなり綺麗で、Agodaではホテルアワード2023年に輝いたそうです。

また、屋上にはプール付きで、一番気に入ったのはこの断崖絶壁の眺め!

写真で見ても圧巻ですが、実際に目にすると、本当に言葉を失う壮観さと美しさでした。
ハリボテのようなバカみたいなサイズ感だった(すごい褒めてる)。
場所も中心部から近くて良かったです。
価格は3月で1泊4700円ほどでした。ハイシーズンだと6000円~くらいです。
The Moon Night Aonang Hotel
次に紹介するこちらのホテルはもっとお手頃価格です。

3月でスタンダードルーム(窓あり)1泊3,500円程でした。ハイシーズンでもあまり変わらないようなので穴場かもしれません。
少し中心部からは離れてしまうものの、まだまだ徒歩圏内(中心部まで20分くらい)です。中心部までの道のりも左右にたくさんお店があるので、中心部まで飽きずに向かう事が出来ます。
場所はこちら。ホテルの周りにレストランやカフェが多くて良かったです。
近辺のおすすめレストラン
ちなみに、このホテルからすぐ近くにある、「D&E Jungle Kitchen」という家族経営のレストランがすっごく美味しくて、お値段もリーズナブルでお気に入りのお店でした。とても居心地が良くてほとんど毎日食べに行っていました。アオナン近辺に滞在する方はぜひ行ってみてください。
1500件近い口コミで、★4.7なのも頷ける美味しさです。ガパオライス、パパイヤサラダ、マッサマンカレー、ココナッツスムージーがおすすめ!

食べるのに夢中で料理の写真を撮るのを忘れてしまった。
クラビでまったりライフ|現地の物価と過ごし方
前述したとおり、タイの秘境リゾートとして知られるクラビは、プーケットほど観光地化しすぎておらず、ゆったりとした時間を過ごしたい人にぴったりの場所。クラビでのおすすめの過ごし方を紹介します。
カフェでまったり、日常をリセット
クラビのビーチ沿いや街中には、こぢんまりとしたカフェが点在しています。例えば、アオナンエリアにある「Lekker Café and restaurant」は、美味しいラテが楽しめる人気スポット。1杯80〜120バーツと、物価が安いのも嬉しいポイントです。Wi-Fiも完備されているので、ノートPCを開いてブログを書いたり、旅の計画を立てたりするのにも最適。まったりした時間が欲しいなら、カフェ巡りは外せませんよね。
リゾートとプール付きホテルで贅沢な休息
クラビの魅力は、手頃な価格でリゾート気分を満喫できること。私の泊まった「Vacay Aonang Hotel」は、屋上にプール付きで1泊4,700円程度とコスパ抜群。目の前にはクラビの断崖絶壁が広がり、プールサイドで本を読みながら過ごす時間はまさに至福です。高級感のあるリゾートも多いですが、予算に合わせて選べるのがクラビの良いところ。物価が安い分、少し奮発しても罪悪感が少ないのも魅力でした。
ナイトマーケットでローカルな夜を楽しむ
日が暮れる18時ごろ~、クラビタウンのナイトマーケットが活気づきます。新鮮なシーフードのグリルやマンゴースティッキーライスが100バーツ(約400円)以下で味わえるなんて、物価の安さに驚きしかない。ローカルフードを片手にぶらぶら歩きながら、タイらしい雑貨を眺めるのも楽しい過ごし方。ナイトマーケットは観光客向けでありつつ、地元感もあるので、まったりした雰囲気を味わいたい人にぴったりです。
まとめ
ぜひクラビを訪れて、あなただけのまったりライフを見つけてみてください。このブログでは他にも行き方やおすすめスポットを紹介しているので、旅行計画の参考にどうぞ!
クラビやプーケットから行けるピピ島ツアー!実際に行ってみた超正直なレビューを以下の記事にまとめました。
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