コスパ最強だった|月5万円のスリランカ生活2ヶ月目 – 長期滞在プランのすすめ

スリランカ

スリランカ滞在1か月目はコロンボ→シギリヤ→エラ→ヌワラエリヤと様々な地域に住んでみました。キッチン付きの場所はなかったので毎日外食となり、その結果1ヶ月の生活費はホテル代・食費・観光費・交通費(電車・バス・トゥクトゥク・タクシー)・通信費など含め1人10万円程でした。

この結果を踏まえ、2ヶ月目は1ヶ月定住&自炊生活をしてみましたので、その結果と内訳を恥ずかしながら公開します。

想像より高かった1か月目の生活費まとめとその理由&内訳はこちら↓

スリランカ滞在2ヶ月目の生活費内訳

理由は後述しますが、1ヶ月のホテル代が一気に下がりました。また、自炊により食費もかなり抑えることが出来ました。特にこれを我慢したとかはないのですが、すごく出費が抑えられたスリランカ滞在2ヶ月目の出費内訳はこちらです。

先月→今月のように記載しています。

  • ホテル代:100,000円→約50,000円
  • 外食:60,000円→約14,000円
  • スーパー:14,000円→約20,000円 (自炊用の買い物が増えたため)
  • 交通費:25,000円→約5,000円
  • カフェ:15,000円→約3,000円

先月は合計214,000円!(一人あたり107,000円)だったのが、今月はなんと
合計92,000円!(一人当たり46,000円)馬鹿でか文字で書いちゃう

計算してみてびっくりしました。
これだよ!スリランカに求めていたのはこの価格帯だよ!
素敵なヴィラのような家に滞在できて、ちょっと歩けばそこはビーチ。
そんな生活をしながら生活費は5万円以下。ちょっと魅力的すぎやしませんかね。

スリランカの物価と節約術

いわずもがなですが、スリランカの物価は安いです。ホテルやAirBnbなんかも、同じ南国のバリ島と比べても半額位で泊まれてしまいます。その上、ホテルの質は結構いいです。
体感だとフルーツやパンは日本の半額~3分の1程度、レストランだと観光地では日本と同じくらいの価格、ローカル店は日本の半額もしくはそれ以下でご飯が食べられます。

至る所にあるパン屋さん。結構おいしい。エッグサモサが絶品だった。

それでもやはり、1か月間毎日外食となると飽きる&お財布的にもちょっと抑えたいな、というところでしたので、2ヶ月目は自炊を頑張ってみました。

食費を大幅に節約するためのコツ

まず、野菜や果物はスーパーではなくローカル店を利用しました。スーパーの方が質が良いと思っていたのですが、案外ローカル店も負けていません。値段はローカル店の方が若干安いかな…という程度。

地元のスーパーのお米売り場。ちゃんと英語表記もしてあります。キロ売り。

相場を知らないとぼったくられる可能性があるので、いきなりローカル店には行かず、まずはスーパーで大体の値段を把握、その後ローカル店を3軒ほど周れば大体の相場が分かります。

スーパーのスパイスの価格はこんな感じ。マーケットや個人用店の方がスパイスは安いですがぼったくりにはご注意を。

値段が書いてないところはガンガン聞きましょう。高いなと思ったら次のお店へGO!

交通費を抑えるための移動手段の選び方

これも実際に住んでみてわかったのですがPickMe(スリランカのGrab的なタクシーやトゥクトゥクの配車アプリ)の料金は地域によってかなり差がありました。例えばシギリヤでは10分トゥクトゥクに乗ると500円程~だったのが、キャンディでは約100円~200円程度だったり。

ビーチ沿いの良い感じのトゥクトゥクちゃん。

トゥクトゥクが高いなと思ったらローカルバスがめちゃくちゃおススメです!最初はドキドキだったスリランカのローカルバス、1度乗ったら私は大好きになりました。

地元の生活に溶け込んでいる感じもワクワクするし、これぞ旅!という感じ。あと安い。80円とか、3時間の長距離乗っても600円とかザラでした。

ホントにスリランカのローカルバス好きだったなぁ…外装が馬鹿みたいに派手なラッピングなんですよね。ドピンクだったりギラギラのパチンコの広告みたいな外装、中もパチンコみたいなびっかびかの装飾だったりして毎回ふふってなる。

ワクワクするローカルバスの乗り方や、分かりづら過ぎる乗り場などは別の記事にまとめてます。


地域をまたぐような遠距離移動なら断然、電車がおすすめ。

スリランカの電車は安い・早い・絶景!ただし時間は適当!

キャンディからヌワラエリヤ、エラぐらいの長距離はバスでも移動可能ですが、快適で紅茶畑の広がるとっても素敵な景色が楽しめる、通称「紅茶列車」のほうが断然おすすめです。

スリランカに来る前から楽しみにしていた紅茶列車旅の記録もまとめました。列車のチケットが転売ヤーにより争奪戦になっているので、高額なチケットを買わなくても確実に指定席で行ける方法を調べましたのでご参考までに。

たのしかったなぁ…!また乗りたいと思う素敵な列車でした。安いし(重要)。

そんなこんなでトゥクトゥクよりも安価なローカルバスを利用したため、今月は交通費もかなり抑えられました。ハッピーです。

宿泊費も節約。リーズナブルな宿探しのポイント

先月10万円越えの生活費だったのをかなり抑えられたのは宿泊費が節約できたのがかなり大きいです。具体的な方法としては単純で、ロングステイ割引やAGODAキャッシュバックを活用する
これ一択です。

割引って数百円でしょ?って思ったそこのあなた、チッチッチッ。(指を左右に振りながら)

例えばこちらの宿。

実際にAgodaで予約して1ヶ月泊まったウェリガマの素敵なホテル(独立したヴィラ)なのですが、1泊約4,000円、1週間だと¥28,000のところ、ロングステイ割引きで¥25,000ほどに値下がりします。この時点で3,000円の値引き…!これを1ヶ月にするとどうでしょうか。

2023年9月の記録では、なんと5万円弱。
1泊4000円のところが1泊1,600円程で泊まれてしまうのです。
筆者は二人旅なので1泊800円。どうかしてるぜ…。

しかも、なぜかスリランカはAgodaのキャッシュバックキャンペーンなるものをずっとやっているので、支払った額の数パーセントは後日お金が戻ってくるので実質1泊1300~1500円くらいでしょうか。謎の安ドミトリー泊まるよりもよっぽど安く、しかも快適。自炊もできるので経済的!!

ロングステイ割引きとキャッシュバックシステムを知ってからは無双状態でした。
ありがとうスリランカ!!とAgoda

スリランカを半周して清潔&安い&好立地の三拍子そろった、泊まって良かったコスパ最強のおすすめホテルもこの間まとめました。↓
ロングステイ割引きを合わせると1泊3,000円どころではありません。すごすぎ。

スリランカでの格安生活を楽しむコツ

宿と食費が抑えられれば、あとは毎日の生活費や観光費です。筆者は団体行動がどうにも苦手なため、あまりツアーに参加したりするタイプではないので、元々観光費は抑えられていたのですが、じゃあいったいスリランカで何をしたらええんや?というそこのあなた。スリランカはお金をかけずに楽しめることがたくさんありますよ。

低予算でも楽しめるローカルアクティビティ

スリランカのどこに滞在しているかで楽しめることはかなり変わってきますが、内陸の方にいるならトラッキングや朝日/夕日を眺められるスポットに行くのがおすすめです。ほかにも現地でGoogle Mapを開き、「観光地」と検索すると近くの人気観光スポットを見ることができるので先ほど紹介したローカルバスで訪れてみてください。

スリランカの地域別、実際に行って良かった観光スポットを以下にまとめます。
基本的にはお金がかからない~低予算でも楽しめるものばかりです。

エラ:ナインアーチブリッジ(無料)

エラから日帰りで行けるナインアーチブリッジは必見です。

エラ:ディヤルマ滝(無料)

また、エラからこちらも日帰りで行ける、スリランカで2番目に大きい滝、ディヤルマ滝もおすすめ!頂上からの景色が圧巻でした。

ヌワラエリヤ:紅茶工場見学&茶摘み体験(ほぼ無料)

ヌワラエリヤに来たら絶対に行ってほしい紅茶畑で茶摘み体験&ティーテイスティング!紅茶見学は最初から最後まで無料ですが、ガイドにチップを払うのを忘れずに!

シギリヤ:ピドゥランガラロック(入場料500円※2025年現在)

正直、長蛇の列を並んで高額な入場料を払ってガイドを付けてツアーで登るシーギリヤロックよりも、断然おススメ。シーギリヤロックを照らす朝日が昇る景色は、一生忘れられない絶景でした。これからどんどん人気になるスポットだと思うので今のうちに行ってみてほしい…本当に素晴らしかったです。

ローカル文化を楽しむことで得られる価値

もちろん、しっかりとパッケージされたツアーを楽しむことも全然アリですが、ツアーなどお金をかけなくても自分で調べて行ってみて、行き詰って現地の人に助けられる…そして騙されてノコノコ帰ってくる…こんなことも帰国すると良い思い出になっているものです。

筆者はローカル文化を楽しむことでしか得られない価値があると思っています。

例えば、「視野の拡大」。全く違う異なる価値観や生活に触れることで、自分の固定観念を見直し、物事を多角的に捉える力が養われます。また、観光名所だけでなく、現地の人々の日常生活や習慣を通じて、その国や地域のことが本質的に分かるようになります。最初はジロジロ見てきて怖いな…と思っていたスリランカの人たちが、実は目が合うとニッコリ笑ってくれたり、荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、日本から来たよと伝えると喜んでくれるような人たちだったり。

パッケージツアーでは体験できない本物の交流や発見は印象的な旅の記憶として一生残る財産となります。高いツアーを申し込まなくても十分すぎるほどにスリランカを楽しむことができますよ!

直近だとプーケットのピピ島ツアーに重い腰を上げ参加したものの、散々な目に遭ったので、もうしばらくツアーは遠慮したい…。

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