バリ島に来てみたら「もうちょっといたいな」ってなりますよね、わかります。
VOA(Visa on Arrival=到着ビザ)は入国時に取得できる30日間のビザですが、申請すればもう30日間延長できます。合計最大60日間滞在できるので、長めに旅したい人やノマドにとってはかなり使える制度です。
この記事では、実際にデンパサールの入国管理局(クプタ)でVOA延長をやった体験をもとに、オンライン申請から窓口完了まで全部まとめました。2025年以降に手続きが変わっているので、古い情報の記事とはかなり内容が違います。これから延長を考えている人はぜひ参考にしてください。
VOA延長の基本情報
まず前提として、VOA延長の基本をざっくり整理しておきます。
- 対象ビザ:到着時に取得するVOA
- 延長期間:30日間(1回のみ)
- 延長費用:35米ドル(約5,250円前後・レートによる)
- 申請方法:オンライン申請+入国管理局への来庁が必要
- 申請窓口:デンパサール(クプタ)またはジンバラン
- トータル所要日数:申請~延長証明の取得までは約10日
ビザ延長について、明確な「何日前から延長可能」という規定はありませんが、期限切れの10〜14日前を目安に動き出すのが個人的にはおすすめです。オンライン申請後に窓口へ出向く必要があるため、ギリギリだと間に合わないリスクがあります。早めに手続きしても損はなく、延長後の30日間は元のビザ期限が切れてからカウントされます。
2025年以降に変わったこと(重要)
ここが一番大事です。古い記事を参考にすると痛い目を見るポイントなので先に書きます。
以前はオンライン申請だけで延長が完結していましたが、2025年5月28日以降はオンライン申請後に必ず入国管理局に出向く必要があります。また、窓口で写真撮影・簡単なインタビューがあります。「オンラインで完結した」という情報は古いので注意してください。
また、入国関連の手続きが「All Indonesia」という統合ポータルに一本化されました。以前は別々だった電子税関・健康申告・VOA申請が一つのサイトでできるようになっています。
偽サイトが出回っているのでこちらも注意してください。
公式サイトのURLはここ(外務省も認定)
バリ島の申請関連の手続きで使うサイトが2つあるので先に整理しておきます。
| 用途 | URL |
|---|---|
| 入国申告・到着カード | https://allindonesia.imigrasi.go.id/ |
| VOA延長オンライン申請(今回はこっち) | https://evisa.imigrasi.go.id/ |
allindonesia.imigrasi.go.id は日本の外務省の海外安全情報にも公式サイトとして掲載されているので信頼性は問題なし。
go.id はインドネシア政府機関しか取得できないドメインなので、URLを開く前に語尾を確認すればフィッシングサイトや偽サイトの心配はありません。
VOA延長の申請自体は evisa.imigrasi.go.id の方から行います。混同しやすいので注意。
必要なもの・持ち物リスト
💡窓口に行く前に以下を準備。
- パスポート(原本)
- 仮受付完了のメール(オンラインでの延長申請後に送られてくるメール)
- ホテルの予約確認書または宿泊証明(印刷 or スマホ画面でOK)
- 延長後の旅行継続を示すもの(帰国便や次の渡航先のチケット)
- 女性は肩を隠す服 ←重要!
💡いらないもの
- 顔写真(窓口で撮影されます)
- 延長費用(オンラインで支払い済みの為)
実際のeVOA(ビザ)延長の手順:ステップごとに解説
ステップ1:オンライン申請(All Indonesiaポータル)
まず「All Indonesia」にアクセスしてオンラインでEvisaの延長申請をします。

申請時に必要な情報を入力し、延長費用をオンラインで支払います。
バリ島のビザ延長申請はかれこれ4回目。さくさく支払いを完了させると見たことのないメールが送られてきました。こいつが今回の本丸です。

要約すると、「お金は受け取ったよ。この申請から3日以内に地元のイミグレーションオフィスに来てね。」という内容。完全に初見です。この時、筆者はレンボンガン島でのほほんとしていました。
ここで一つ口コミ情報を共有しておくと、「3日以内」と書かれていますが、実際には3日を過ぎても問題なく手続きできたという声が複数あります。特に怒られることもないんだとか。とはいえ公式の案内ではないので、なるべく早めに行くのが無難です。
そんなこともつゆ知らず、3日以内に行かなければ不法滞在になっちゃう…!と大慌てでレンボンガン島からバリ本島への船を予約し、3日以内にデンパサールのイミグレに行く算段を立てました。
ステップ2:窓口へ行く(デンパサール・クプタの場合)

📍Kantor Imigrasi Kelas I Khusus TPI Denpasar
クプタエリア、バイパス沿い
実際の場所はこちら↓
13:30イミグレ到着。
口コミによると、「すぐ終わった!」という人もいれば「4時間待たされた挙句に別日にまた行くことになった」などと書いてあったりする始末。震えながらメイン屋外エントランスへ。
エントランスを入ってすぐ、整理券を発行している窓口が屋外に設置されているので、「ビザの延長をしたい」というと番号が書いた紙が、だいぶ雑に渡されます。
整理券を持ってイミグレーションオフィス内へ、いざ行かん…!
入ってすぐ右の方に「Visa Extention」といった類の看板があるのでそちらへ移動します。明らかに外国人が待機している大広間があるので、その場でしばし待機。モニターに番号が表示されているので、いつでも確認することが出来ました。英語でのアナウンスもありましたが、発音がインドネシア語寄り過ぎて全く聞き取れなかった…。ちなみに筆者の整理券の番号までは100くらいありました。
イミグレ内、Wifiが激重なので、ダウンロードしておいたNetflixでも見ながら気長に待ちましょう。
椅子があいていなかったので階段に鎮座して待機。ここまで約5分。
ステップ3:窓口での手続き・インタビュー
そこから約1時間30分ほどで、いよいよ番号が呼ばれました(聞き取れなかったのでモニターで確認した)。
小さな部屋には4人くらいの担当者と外国人が対面で座っていました。
「●●●番?」と聞かれたので、「YES!YES!」と担当者の前へ。優しそうな女性でした。安心。
パスポートを求められるので提出。その後、簡単なインタビューがあります。英語でのやり取りですが、内容はシンプルです。
実際に聞かれた内容はこんな感じです:
- 「お名前は?」(フルネームを英語で)
- 「バリ島に来た目的は?」(tourism / workなど)
- 「どこに泊まってるの?」(ホテル名やウブド等の地域名を答える)
難しい質問はなく、軽い確認程度です。英語のテストではないので、英語が苦手でも、名前と目的を一言で言えれば全く問題ありません。その場で写真撮影もあります。
写真撮影の際、女性の場合はタンクトップなどの肩を出した服装だと写真を撮ってもらえないので要注意です。必ず上着を持参しましょう。筆者の場合はタンクトップでしたが担当者がスカーフを貸してくれたので、それで肩を隠して撮影をしました。危なかった。
ステップ4:完了
簡単なインタビューと写真撮影は1分もかからず終了。
正式な延長後のVISAはメールで2~3日以内に送るから確認してね!とのこと。
(ちなみに実際に延長証明が届いたのはイミグレで申請してからちょうど1週間が経った頃です。適当過ぎィ~!)
手続きはこれにて完了です。
待ち時間のトータルは約1時間半でしたが、これは海外のイミグレーションではかなり対応が早い方です。(プーケットが一番早くて20分で完了したけども)
混雑しているのは午前中が多いという話もよく聞くので、午後に行くのはわりと正解かもしれません。
ただし閉庁時間(16時前後)には余裕を持って行くようにしてください。整理券をもらって待っていたのに時間切れになり、後日赴くことになりかねませんので…。
注意点・少し手間取ったこと

スムーズではありましたが、いくつか詰まりポイントがありました。
💡ホテルや航空券の予約詳細はスクショして持っておく ホテルの予約確認はスマホ画面でも対応してもらえましたが、その場で予約サイトを開くとなると焦る&wifiがゴミなので、聞かれたときのためにスクショしておくと良さそうです。
💡英語でのやり取りに備えておく インタビューは簡単ですが、いきなり英語で話しかけられてパニックになる人もいるようです。「My name is ○○. I’m here for tourism.」これだけ準備しておけば十分です。
💡3日以内ルールは柔軟らしいが過信しない 前述のとおり、オンライン申請後の「3日以内に来てください」は厳格に運用されていないという情報もありますが、あくまで口コミベースの情報です。申請後はなるべく早めに窓口に行くのが安全です。
よくある質問
Q. ジンバランとデンパサール(クプタ)どっちがいい?
選べません。E-visaを申請したときに選択したオフィスをメールで指定されますのでそちらへGo。
Q. VOAは何回でも延長できる? 1回限りです。延長後の30日が終わったら出国が必要です。さらに滞在したい場合はビザランか別のビザ取得を要検討。
Q. ビザランとVOA延長、どっちがいい? コストで比べると、VOA延長は35ドルで30日追加できるのでかなりお得です。ただし手続きの手間がかかります。ビザランについては下記の記事もあわせてどうぞ。
Q. 延長中に他の島に行ってもいい? 問題ないです。延長ビザはインドネシア全土で有効です。
まとめ:VOA延長は思ったより簡単
- オンライン申請+窓口来庁の2ステップが必須(2025年以降の変更点)
- トータル10日あれば完了する
- インタビューは名前と渡航目的を英語で言えればOK
- 費用は延長費用の500.000ルピア(約5,000円)のみ、追加費用なし
- 午後に行くと比較的空いている印象
新しい制度になっていて、オフィスに行くのは怠いなーと思っていましたが実際にやってみるとシンプルでした。今回の敗因はレンボンガン島にいるときにビザの延長をしてしまい、オフィスに行くために3日以内にレンボンガン島を出なければならなくなり予定が狂った事。こればっかりは延長申請前に教えてほしかったよ…。
しかし、ステップ的にはビザ切れ前に余裕を持って申請すれば、あっさり終わります。数時間の待機だけちょっと辛いので、映画などDLして臨むのが吉ですよー。
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せっかくバリ島に長くいるなら、ウブドも絶対行ってほしいエリアのひとつ。1日でまわれるモデルコースをまとめているのでこちらもどうぞ。



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