マレーシアのタワマンに1ヶ月滞在してみた。コスパ最強おすすめタワマン5選と費用まとめ

マレーシア

マレーシアなら憧れのタワーマンションに格安で住めると聞いたので、実際にマレーシアの各地域に行ってしばらく住んでみました。おすすめのコスパの良いタワーマンションを5つ厳選したのでこれからマレーシアに旅行・移住を考えている人の参考になればと思います。

今回泊まった地域とタワマンまとめ

今回、マレーシアで滞在した地域は以下の4か所です。

中心部から、
①モント・キアラ(Mont Kiara)
②プタリンジャヤ(Petaling Jaya)
③スリケンバンガン(Seri Kembangan)
④チェラス(Cheras)※2か所滞在
という地域に滞在しました。

1.モント・キアラ(Mont Kiara)

モントキアラはクアラルンプールにある高級住宅街です。モントキアラにはかなりたくさんの高級コンドミニアム(タワーマンション)があります。そしてなぜか高級住宅街にもかかわらず、電車などの公共交通機関がないため、アクセスには車やタクシーが必須となります。KLIA(クアラルンプールの空港)についてからはGrabタクシーを呼んで直で向かいました。

滞在場所:アート・モント・キアラ (Arte Mont Kiara)

インスタでよくこちらに入っているArte 66 Restaurant &Barというレストラン&バーが紹介されているので知っている方も多いのでは。

アートが名前に入っているだけあり、タワー全体がアートのような、絵本の中のような素敵な建物でした。夜景が見えるバーベキューグリル付きの中庭、複数のプール、ハイセンスなジムなど施設が充実していて、さらにレストランやカフェ・スーパーが一階にあるので外に出なくてもすべてが完結するタワマンでした。

Arte Mont Kiaraの1泊の価格

Arte Mont Kiaraで泊まった部屋の写真

さて、気になる価格ですが、今回筆者が滞在したのはちょうどクリスマスシーズン(12月23日~12月26日)という,ハイシーズン高層階・1LDKで、一泊の価格は6,217円でした。ちなみに今回紹介する中で最高値がこちらのマンションになります。

通常時でも1泊5,000円~7,000円ほどで、Airbnbでは週割りや月割が適用されるので、1週間や月単位で予約すると、もっと安くなります。月単位で検索をかけると約13万~20万円/月くらいになります。部屋の広さや階数によって値段が変動します。

Arte Mont Kiaraにはプールやジムなどの施設がたくさんあるので、細かい説明は別の記事で紹介したいと思います。

2. プタリンジャヤ(Petaling Jaya)

通称、PJというらしいです。大きなモールや電車があるので生活には困りません。

滞在場所:ハイ・パーク・スイート(High Park Suites)

近くに銀行や商店街などがあり、比較的住みやすい場所にあるタワマン。中庭・プール・ジム・野外ジム・バスケットコート等がありました。
使ってないですがミーティングルームなんかもあった模様。

めっちゃくちゃ広くて綺麗なプール。100mくらいあった。

パーティールームもあったみたい。使ってみたかった。

ハイ・パーク・スイートの1泊の価格

こちらには1週間ほど滞在。高層階1LDK、週割りが入り1泊3,000円~。月換算で約90,000円(月割になるともう少し安いかも)。

Sleepy bearという管理会社の管理する部屋に最安価だったAgodaで予約しました。景色が良く、内装も完璧、大きな冷蔵庫と、なんと寝室が別でもう一つあるのもお気に入りポイントでした。友達が日本からきても泊まる場所を提供できるので嬉しかったです。今回のマレーシア滞在で最もお気に入りのタワマンを聞かれたら迷わずハイパークスイートと答えるくらい好きな場所でした。

3. スリケンバンガン(Seri Kembangan)

クアラルンプールとプトラジャヤの間に位置するスリケンバンガン。

滞在場所:ガレリア・エクイン・パーク(Galleria Equine Park)

今回滞在した中で最も南に位置するマンション。近くになんとイオンモールがありました。
廊下が少し暗くて不安でしたが、部屋の中はとっても綺麗。

ガレリア・エクイン・パークの1泊の価格

こちらには年末年始の1週間ほど滞在。週割りが入り、1泊約4000円。月換算で約120,000円
通常時ならもう少し安いと思います。

ガレリアエクインパークはジムなどの施設はありませんが、プール付き。広くてとても過ごしやすかったです。臭いや水回りトラブルもなく、かなり充実した日々を過ごしました。クアラルンプールから離れているのでこのあたりのホテルやマンションは比較的安価な宿が多いです。

4. チェラス(Cheras)

チェラスではステイ先を絞り切れずに2か所のタワマンに滞在しました。カフェやモールが近くにはなかったのですが、マレーシアで初めての電車に乗りKLCCまで行ったりできたのであまり不便ではなかったです。

滞在場所:シンフォニータワー(Symphony Tower)

クアラルンプールから少し離れてはいますが、ジム、カフェ、プール、子供の遊び場、ミニゴルフ、バーベキュー、バドミントンコート、バスケットコート、屋上、サウナとスチームルーム、ランドリー、ダンスルーム、ミニライブラリ、会議室など設備がかなり充実したタワマンです。

シンフォニータワーの1泊の価格

だだっ広い1Rの部屋で、1泊3,400円、月換算で10万円弱。月割が入れば10万円以下になります。キッチンがとても広くて良かったです。テレビの回転台が部屋の真ん中にあるのでいろんな方向からテレビが見れるという不思議な作り。

滞在場所:The netizen Soho(ザ・ネチズン・ソーホー)

マレーシア滞在最後のタワマンはこちらへ。MRT(マレーシアの電車)まで徒歩圏内なのがすごく良かったです。レストランやスピードマート99(コンビニ)が1階にあるので生活用品が揃えられます。マンションにはジム、プール、バドミントンコート、バスケットコートがあり、コートの使用は居住者のみが利用できるアプリで予約ができます。

The netizen Sohoの1泊の価格

高層階・広いワンルームの部屋で3,500円、月換算で10万円弱シーズンによっては月8万くらいで借りられます。周りにカフェや飲食店が少なく、電車の乗り場まで少し遠いのがネックですが、部屋も施設全体もとても綺麗で良かったです。

The netizen Sohoのプール

ちなみに、マンション名であるネチズン(Netizen)とはnetwork+citizen(市民)の造語でインターネットなどのコンピューターネットワーク上で活動する人々のことを呼ぶそうです。このマンション内だけで生活が完結するように、この名前にしたのかもしれません。

まとめ

マレーシアのタワマンも、徐々に値上げしていますが、それでもプールやジム・バスケットコートなど様々な施設が使い放題で月8万~で住めるというのはかなり安いのではないでしょうか。

マレーシアはバスや電車などの交通機関が充実しており、日本に比べると物価も安いため日本人が最も移住したい国No.1にマレーシアが輝いたのには納得できます。日本人はビザなしで最大90日間(3ヵ月)も滞在ができるので、移住前のお試し滞在が気軽にできるのも嬉しいですよね。

また、マレーシアの空港(KLIA)は多くの空港のハブになっており、ほかの国へ比較的安価に移動が可能です。ビザランやノマド生活の中継地点にもマレーシアはおすすめです。

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