タイ・ストリップバーの基本情報
タイの夜遊びと言えばストリップバー。今回は実際に筆者が足を運んだ体験談と、友人から聞いたストリップパーでのヤバい失敗談を交えながら、その魅力や費用感等をご紹介したいと思います。ピンポンバーや、いわゆるゴーゴーバーとはシステムが少し違うので、そちらも合わせてご紹介します。
ストリップバーは単なるお酒を楽しむ場所ではなく、ダンサーのパフォーマンスや店内のユニークな雰囲気を楽しめる社交的な空間です。
建前はここまでにして、要は可愛い女の子を見ながらお酒が飲みたい!セクシーなダンスを見たい!カップルで行って盛り上がりたい!あわよくば…なムフフ展開を期待する紳士たちにはおすすめな場所なのです。
この記事では、初心者でも安心して訪れることができるよう、ストリップバーの特徴や基本的な楽しみ方を詳しく解説します。見知らぬ土地でトラブルにならない為にも、後述する「ストリップバーで絶対にしてはいけないこと」は必見です。
まずは、ストリップバーがどのような場所なのか、その魅力とともにご紹介していきます。
一応、内容的に18禁とさせていただきますので、18歳未満の方はブラウザバックで戻るか、将来のために海外ノマド生活のリアルな事情をまとめた記事でも見ていってくださいな。
ストリップバーとは?その特徴と魅力
ストリップバーとは、ダンサーがセクシーなパフォーマンスを披露しながら、お客様が飲み物を楽しむことができるナイトスポットです。一般的には、薄暗い照明と音楽が演出された店内で、煌びやかな衣装を着たプロのダンサーがステージやテーブル周りで踊り、来場者を楽しませます。
さらに、フレンドリーな接客もタイのストリップバーの魅力です。お客さんとの会話を楽しむこともできるため、観光地での特別な体験になること間違いなし。
女性も行けるってホント?
実はストリップバーは女性も入店可能!
お店は限られていますが、女性だけでも入店が可能なお店も多数あります。
女子旅の夜の思い出に、セクシーなポールダンスを見ながら女子会を開くのも乙なもの。特にタイはLGBTQに寛容な国なので、ストリップバーは性別を問わず楽しめるナイトエンターテイメントでもあるのです。
ちなみに費用は男性と変わらない価格ですが、冷やかし防止のために女性のみの入店はお断りのお店もあります。男性と女性のペアやグループであればほとんどのお店は入店可能なので、カップルで行くのも盛り上がりますよ。
ストリップバーでかかる費用の目安
次に、タイのストリップバーで支払う費用の目安をお伝えしていきます。
エントランス料金の相場は?
気になるエントランス料金、実はほとんどのお店が無料なんです!驚きですよね。
お店の中にあるVIPルームやVIPシートと呼ばれる、一定料金以上を支払うことで座れる特別な席などでは、座る際にボトル等を入れる必要がありますが、ナイトクラブのようにストリップバーに入るのにお金がかかるというシステムは基本的にはありません。ショーやダンスタイムが始まっても追加料金は一切なし。
なので、ちょっと入ってみて、お店の雰囲気が合わないからやっぱりやめる、という事も綿密に言えば可能ではあります(冷やかしと思われた場合は出禁になりますのでご注意ください)
ドリンク代や支払うタイミング
気になるドリンク代金ですが、一番安いものでローカルビールのボトルが1本約200~300円程度。
リキュールを使ったカクテルは1杯約500円~800円ほど。
テキーラなどのショット系は1杯500円~1000円ほど。
ショットは自分が飲むというよりは女の子に買ってあげるパターンの方が、女の子にバックが入るのでめちゃくちゃ喜ばれます。
ちなみにドリンク代を支払うタイミングは、「ドリンクを受け取った時」です。日本のようにお店を出るときにまとめてではないので、その点だけご注意ください。飲み逃げ対策ですかね…。
ドリンクにはアルコール類だけではなく、コーラやサイダー、ソーダなどのソフトドリンクもあります。ちなみにタイではソフドリよりもローカルビールの方が安いので、最安価で済ませるならローカルビールがおすすめです。
プーケット、パトンのストリップクラブ?ゴーゴーバー?に男友達と4人で潜入したんだけどめっちゃ楽しかった!入場料とかなくてビール100バーツ(約400円)だけで全裸の女の子達と楽しめた。お気に入りのコには1000円くらいのドリンクご馳走すると膝に乗ってくれる。女の子によっては下も脱いでた。 pic.twitter.com/ZmkKAoixNL
— うみねこ | 海外旅暮らし🇬🇪現ジョージア (@umineko_nomad) April 19, 2024
滞在時間についてですが、日本のような時間制限などは一切ありません。
実質ドリンク代のみで楽しめるのも魅力です。(飲んでいるお酒がなくなれば新たに注文してくださいね。)
チップや特別なサービスの費用感
この子可愛いな~と思ったら心づけとして現金でチップを払うのは自由です。お店の人に「あの子に渡して」と伝えると、お店にチップ代の何割かを持っていかれるパターンがあるようなので、全額渡したいなら女の子に直接あげる方が喜ばれます。
さて気になる店外での一晩デートの相場感ですが、お店や女の子によって実に様々です。
女の子によって時給が全く違うので、直接交渉する必要があります。交渉と言っても値切りは不可。
相手も人間です。確実に嫌われるので止めておきましょう。
特別なサービスの費用感としては、次の日の昼までで約3~4万円前後、朝までで1.5万円~2万円程が相場のようです。サービス内容は女の子によって変わります。複数人(女性2人等)にすると、2人分の料金よりも、サービス料金として2人分の料金の1.5倍~ほど高くなります。
ちなみに、このあたりの金額決めをしっかりしておかないと後々トラブルになりますので、気まずいなどは置いておいて、懐事情と相談しながらしっかりと話し合いをしておきましょう。
これホントに大事です。
英語がカタコトで伝わらない場合や、理解が難しい場合はスマホの電卓アプリなどで数字を打ってもらえば確実です。
初心者向け!ストリップバーでの楽しみ方
ストリップパーが初めての方は、ぜひ次の項目を読んでストリップバーデビューを華々しく飾ってください。
入店時の流れとマナー
ストリップバーがある通りは基本的には密集していて限られているので、まずはそのストリートへ行きましょう。タイのバンコクならカオサン通り、プーケットならパトンのバングラ通りが一般的ですね。
外からお店の中は見られないので、外観や看板、出てくる人などを観察してビビッと来るお店に入ってみましょう。もしくはお店の外にいるキャッチにおすすめのお店を聞いても大丈夫です。
大概、「うちが一番だよ!」となるので、言われるがままに入っちゃいましょう。入場料が不安な場合は「フリーエントランス?」と確認しておきましょう。入店だけなら大概無料です。
ちなみに泥酔していると入店を断られることがありますので要注意。
日本人の団体の場合、入店すると同時にしれっとVIPシートやルームに通される可能性があります。この場合、部屋の使用料や最低金額が定められていたり・高価なボトルがセットだったりして、座るだけで数千~数万円となるので、VIPに通された場合は「レギュラーシートで!」と伝えるか、普通の席を指さして無料の席に座りましょう。
それでも日本の夜のお店に比べると格安なので、夜の思い出にVIPシートに座るのもアリです。ちなみに、VIPに座っている方が女の子からのアプローチが多くなります。席に座ったら、メニュー表を渡されるのでとりあえず何か頼みましょう。
ストリップバーで絶対にしてはいけない事
席に着いたら、ただ見て座って何も飲み物を頼まずに出ていくのはご法度です。
また、多くのストリップバーの場合、店内撮影は絶対NGです。お昼の仕事をしながら働いている女の子もいますし、セクシーな衣装を着ていたり、全部脱いでいたりするので、女の子たちのプライバシーは守ってあげてください。
日本人のブログやX(旧Twitter)を見ていると、たまに店内の様子を載せている人がいますが、マナー違反です。日本人の品位を落とすことにもなりますので絶対にやめましょう。
おすすめの時間帯
ストリップバーの玄人に聞いたところ「ストリップバーに行くのは早すぎても、遅すぎてもダメ。早すぎると場が温まっていないし、遅すぎるとかわいい子は持ち帰られてる。行くなら21時~23時がベスト」とのことです。
おすすめの楽しみ方と体験談
実際に筆者がプーケット・パトンのストリップバーへ訪れた時は初めてで右も左もわからなかったのですが、友人がストリップバー玄人だったので、かなり楽しむことが出来ました。男性3、女性1の計4人で行きましたが問題なく入ることが出来ました。
入店時、さらっとVIPシートへ通されるも玄人がそれを華麗にスルーして一般の通常シートへ。
広々としたバーの中央に5本のポールが並んでおり、そのポールの周りをぐるっとシートが囲んであるような内装でした。
私たちが訪れた時(21時頃)店内はほぼ満席で、かなり盛り上がっている様子でした。ふと店内を見渡すと、欧米系が多く、次にアジア人が多かった印象です。端の席から女の子を舐め回すようにみているインド系の外国人2名がめちゃくちゃ印象に残っています(女の子は誰もそこに座りたがらないようで、ずっと2人だけで飲んでいた)。
女の子からアプローチしてくる場合が多いですが、かわいい子を見つけたら自分から「あの子と話したい!」とお店の人に伝えるのももちろんOKです。ポールダンスは女の子が決まったローテーションで踊っているので、最後のポールまで踊り終えてから声をかけるのがよさそう。
GOGOバーやピンポンバーとは?違いは?
ストリップバー・GOGOバー・ピンポンバーなど、様々な呼び方がありますが、一応どれも「ストリップバー」。遊びの目的をどこに置くかで呼び方が変わるようです。
GOGOバーはいわゆる「お持ち帰り前提」。気になる子を見つけたら直接交渉後、そのまま店外へ連れ出すことが可能です。
ピンポンバーは「セクシーなショー」。女性の股にピンポン玉を入れ、それを飛ばして客を楽しませるショーがあるので、この呼び方になっています。バナナを入れてそれをお客さんにあげたりするなど、ちょっと下品なショーが多いので、男性だけで訪れた方が楽しめそうです(女性には不向き)。
今回はこの記事では、GOGOバーやピンポンバーではなく、セクシーなストリップ系のダンスとお酒をメインに楽しみ、気に入った子がいたら店外交渉ができるバーを「ストリップバー」としてご紹介しています。
交渉術とトラブルを避けるコツ
主に観光客に人気のエンターテイメントであるタイのストリップバーですが、人が集まるところには常にトラブルが付きまといます。料金交渉の際のトラブルなどには十分注意してください。
料金交渉のタイミングとポイント
ストリップバー玄人曰く、料金交渉は仲良くなってから!
気に入った子がいたら隣に座ってもらい、お酒を一緒に飲んで話のトーンなどが合うかチェックし素敵な時間が楽しめそうだなと思ったらGO!話す前から「いくらで!外行こう!」というのは良くないそうです。
まぁ、当たり前ですね…。余裕を持ったアプローチを。
怪しい誘いに注意!失敗談から学ぶ安全に楽しむための心得
ストリップ玄人がまだまだ初心者の時にこんなことがあったそうです。
気に入った女の子を店外に誘った際に、「すごく仲のいい子がいるから一緒に遊びたい。一緒に行ってもいい?」と。これは3人展開もあるのでは…?とムフフ展開を期待した当時初心者の彼はそれを快諾し、夜の街へ。一晩楽しんだ後、相場の3倍以上の料金を請求されたそうです。
前述したとおり、2人をお持ち帰りするとサービス料金が追加されるとかで、通常よりも割高になるそうな…。一応、ホテルに入る前に説明されたような気はするが酔っぱらっていてあまり覚えておらず2人分の料金しかもっていなかった彼はこれを断るも、そのホテルは女性が指定したホテルで、女性たちが電話でスタッフを呼び始め、慌てた彼は2人分のみの金額を置いて、彼女たちの目を盗んでホテルを半裸で脱出。以降そのストリートには近づけなくなったんだとか…。なんともお馬鹿な体験談です。
なので、できればホテルは自分で指定し、複数人は止めておいた方が無難です。
また、万が一のトラブルに備えて自分が旅行中に泊まっているホテルに呼ぶのは絶対NG。トラブルでホテル側と結託され、預けたパスポート情報などをお店に把握されると詰みます。
※女の子を呼ぶのがそもそもNGのホテルもあります。
遊ぶときは遊ぶ用のホテルを別で取るように。
ストリップバーを楽しむための準備と注意点
初めてストリップバーを訪れる際は、事前にいくつかの準備をしておくと、より快適で安心して楽しむことができます。
服装のアドバイス
日本のキャバクラなどで夜遊び慣れしている人なら当たり前の心得となりますが、身だしなみはしっかりと。特に日本人は欧米便に比べ口臭がきついと言われる民族です。お店に入る前にシャワー・歯磨きは済ませましょう。
服装に関しては、カジュアルなもので大丈夫ですが、よれよれの服を着ていると女の子から嫌がれるので(前述のインド系のように)、ある程度しゃきっとした服装で訪れることをお勧めします。
現金とクレジットカードの使い分け
基本的に、ストリップバーで遊ぶときは「現金」をおすすめします。
理由はスキミングの被害が圧倒的にストリップバーでの報告が多い為です。薄暗く、酔っぱらっている店内でクレジットカードをスキミングされた場合すぐに気づくのは非常に難しいです。
スキミングとは:クレジットカードやデビットカードの情報を不正に取得する手法の一つです。犯罪者は専用の装置や手口を使い、カードの磁気ストライプやICチップからデータを盗み取り、不正利用や偽造カードの作成に悪用します。
また、チップの支払いやその他の特別なサービスへの支払いも基本的には女の子に直接支払うので、現金での受け渡しとなります。しっかりとお財布と相談してこの金額までというお金だけを持って遊びましょう。
VIPルームを使ったりボトルを入れたりしてお店でのお支払いが高額になった場合はクレジットカードでの支払いも可能ですが、サービスチャージが高かったり為替も入るのでやはり割高になります。
できれば現金を持ち歩くことをお勧めします。しかし、このような人が集まりやすい場所にはスリもいますので、可能であればお金は2~3つに分け、それぞれ別の場所に入れて持ち歩く方がより安全です。
ズボンのポケットに適当に突っ込むなどは論外です。
まとめ
タイのストリップバーは、現地のナイトライフを象徴するエンターテイメント施設であり、観光客にとって特別な体験になります。
ただし、楽しむ際には事前に費用の目安やルール、交渉術を理解しておくことが大切です。また、安全に配慮しつつ、自分に合った楽しみ方を見つけることで、より充実した体験になるこ都は間違いなしです。
タイのストリップバーで、特別な夜を楽しんでみてはいかがでしょうか?