タイ旅行で激安eSIMのプランを徹底比較!実際に使って通信速度・コスパを正直レビュー

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タイ旅行に必須!eSIMの選び方基本ガイド

タイ旅行を快適に楽しむためには、通信手段の確保が欠かせません。近年注目されているのが、物理的なSIMカードを使わずにインターネット接続を可能にするeSIM(イーシム)です。

この記事では、初めてeSIMを利用する方でも安心して選べるよう、選び方の基本をわかりやすく解説していきます。最後にクーポンコードも記載しています。

そもそもeSIMとは?

eSIMとは、従来の物理的なSIMカードを使用せず、スマートフォンやデバイスに内蔵されたチップに通信プランを直接書き込む仕組みのことです。「embedded SIM」の略称で、設定だけで簡単に通信を開始できるため、旅行や出張などで非常に便利です。

なんだか難しいことを言っていますが、要はスマホに入っている、上記の画像のようなちっさいチップのようなカードをわざわざ入れ替えなくても、オンラインでダウンロードしてその国のインターネット通信が使えるよ!ということですね。とっても便利!

特にタイにおいて、地方では英語が通じないことも稀にあるので、現地でのSIMカードの購入や挿し替えの手間が省けて、お持ちのスマホだけで全てが完結するeSIMはめっちゃくちゃ便利というわけです。

タイ旅行で注意すべきeSIMの選択ポイント

タイ旅行でeSIMを選ぶ際には、いくつかの注意点を押さえておきましょう。

  • 対応デバイスの確認: 自分のスマートフォンやタブレットがeSIMに対応しているか事前に確認を。
    iPhoneの場合は2018年にAppleから発売されたiPhone XR/XSシリーズ以降の全機種でeSIMの利用が可能です。Androidは現在ほとんど対応してます(Google Pixel. Google PixelはPixel 4シリーズ以降の機種、Samsung Galaxy、SHARP AQUOS、Sony Xperia、OPPO Reno、Xiaomi等)
  • 利用可能なデータ容量: データ通信の利用量を見積もり、足りなくならないプランを選びましょう。特にSNSや動画視聴を頻繁に行う方は要注意です。
    毎日SNSを見るなら1ヶ月10GB~20GBは必要です。逆に、1~2週間程度の旅行や、カフェやホテルのWi-fiで事足りるよ~という方は3~5GBでも十分足ります。
  • 有効期限: eSIMには使用可能な期間が設定されています。滞在日数に合ったプランを選ぶことがポイントです。ただ、だいたいのeSIMは有効期限が長期間であればあるほど割安になるので、数日しか滞在しないけど長い期間を購入した方がお得!ということもあります。
  • カバレッジエリア: タイ全土で利用可能か、主要都市だけなのかを確認しましょう。観光地や離島でも使えるかが大切です。今回は私が実際にタイのバンコク・プーケット全土・ピピ島(離島)で使ってみた使用感をお伝えします。
  • 料金: 料金に関しては、正直な話現地の物理SIMカードの方が安い場合が多いです。ただ、タイについてからすぐにスマホが使えないことや、物理SIMを入れることで今使っているSIMを別の場所に保管しなけれならないことのリスクを考えると、個人的にはeSIMの方が安全で楽だなと感じます。

これらをしっかりチェックして、自分に合ったeSIMを選べば、タイ旅行中も安心してインターネットを利用できます。

今回比較するesimプロバイダー

今回比較紹介するプロバイダーは、私が実際にタイ(中心部・離島含む)で使用した、どれも契約や解約手続き不要、データ容量がなくなった場合もアプリから簡単に追加購入が可能な、機械音痴でも簡単に設定ができるeSIM初心者におすすめできる3社です!

その1:Airalo(エアラロ)のeSIM

まずはみんな大好きAiralo!名前が軽やかでいいですね。
アプリ内の色合いもカラフルで、見やすいのがとってもいいです。

  • 拠点: Airaloはシンガポールを拠点とする企業です。
  • 提供範囲: 世界190カ国以上に対応するeSIMプランを提供しています。すごい!今回紹介する3社の中では最多です。

Airaloの特徴

  • 現地キャリアと提携: 各国の通信プロバイダー(例: タイではAISやTrueMove H)と提携し、ローカル価格に近いリーズナブルな料金でサービスを提供。
  • 柔軟なプラン選択: 旅行先やデータ使用量に合わせて、短期プランや長期プランが選べる。手軽な利用: Airaloアプリでプラン購入から設定まで完結。
  • データ通信専用: eSIMはデータ通信専用で、通話やSMSは含まれない(必要な場合はVoIPアプリを利用)

その2:Mobimatter(モビマター)のeSIM

次に有名なのはこちらかな?モビマター。エアラロに比べるとやや国数が少ないですが、特に長期滞在者におススメのプランがたくさんあります。

  • 拠点: Mobimatterはアラブ首長国連邦を拠点とする企業です。
  • 提供範囲: 世界170カ国以上に対応するeSIMプランを提供しています。

Mobimatterの特徴

  • 料金と利用可能地域:料金はプランによって異なり、数百MBから数GBまで選択可能。短期旅行向けのプランや、長期的に利用可能なプランも用意されています。
  • 柔軟な購入と利用:アプリやウェブサイトからeSIMを購入し、QRコードをスキャンするだけで簡単に利用可能。利用する国や地域に応じて、必要なデータ量を選べる柔軟性がある。

その3:Holafly(オラフライ)のeSIM

ここ最近急激に伸びてきている通称オラフ。Hola(オラ): スペイン語で「こんにちは」という意味+Fly(フライ): 英語で「飛ぶ」や「旅行する」に由来していて、「オラフライ」とは、旅行や冒険の楽しさをイメージした名前なんだそうです。素敵!

  • 拠点: Holaflyはスペインを拠点とする企業で、旅行者向けのeSIMサービスを専門に提供しています。設立以来、ヨーロッパを中心に急成長し、現在は世界的なプレゼンスを持つブランドとして認知されています。
  • 提供範囲: HolaflyのeSIMは、160カ国以上で利用可能です。

Holaflyの特徴

  • ローカル通信キャリアとの提携:各国の主要キャリアと連携し、高速で安定したデータ通信を実現。
  • データ通信専用:音声通話やSMSは含まれず、データ通信に特化。必要な場合はVoIPアプリ(WhatsApp、Skypeなど)を使用。
  • 無制限データプランの提供:一部の国や地域では無制限データプランを選べる点がHolaflyの強み。
  • シンプルな購入と設定:QRコードをスキャンするだけで設定が完了するため、簡単に利用開始可能。
  • 多言語サポート:日本語を含む複数言語に対応したカスタマーサポートを提供。アプリも日本語対応で操作楽ちん!これはでかい!

徹底比較!3社のesimを実際に使用した結果

タイでの各eSIM使用感とプラン&費用の比較

さて気になるお値段を表にまとめてみました。
期間別に記載しています。

↓期間/プロバイダー→AiraloMobimatterHolafly
10日間50GB($9.90)50 GB($8.45)無制限($36.90)
15日間無制限($19.95)なし無制限($50.90)
30日間なし3GB($6.49)
5GB($8.99)
10GB($11.99)
15GB($9.99)
20GB($20.99)
30GB($29.99)
無制限($74.90)
90日間なし50GB($59.99)無制限($139.90)
365日間なし13GB(39.99)
17GB($39.99)
20GB($63.99)
なし
速度(体感)★★★★★
問題なし、爆速
★★★★☆
※離島で若干つながりにくい
★★★★☆
混雑時に少し遅くなる程度※特に中心部

結果的に

データ容量的には、タイでは全て無制限となるHolaflyが圧勝ですが、価格はかなり上がりますね。Airaloは、かゆいところに手が届かないお値段感…。10日間で50GBなんて普通に生活していれば絶対に使わないので却下です。速度は安定していたので、残念。
その点、Mobimatterはかなり優秀です。短期間も長期間も日にちを細かく刻んで、その中で一番お得なプランが選べます。
特に、Mobimatter30日間のプランで、10GBは$11.99なのに対して15GBは$9.99と、なぜか値段が下がるので30日間ならこの15GBは$9.99のプランが一番良さそうです。

使い勝手と設定のしやすさ

今回紹介した3つとも、専用のアプリから購入→SIMをダウンロード→設定という流れで大体3分くらいで設定が完了します。まだ日数があるのにギガを使い切ってしまった…!なんて時もアプリから追加購入(トップアップ)ができます。トップアップをするのにもうギガが無いんだが!?なんておっちょこちょいさんは最寄りのWi-fi環境下でトップアップしましょう。

eSIMはいつ設定するのがおすすめ?出国時?タイ入国時?

もうね。声を大にして言いたい。

eSIMの設定は絶ッッッ対に日本を出国する前にやってください。

強いて言うなら出発日の朝がベスト!タイに着いてからでも空港のWi-fiで設定ができるっちゃあできるんですが、空港のWi-fiはとにかくおっっっそい!本当に遅くて到着早々イライラしてしまいます(私調べ)。

あと、購入時に支払い情報を飛ばすので、パブリックwi-fiでクレカ情報などを入力するのはなるべく避けた方が良いです。自衛大事ですよ。ほんとに。先月クレカを不正使用された私からの自戒を込めたアドバイスです…。

タイ旅行におすすめ!最終的なeSIM選び

個人的にはタイに行くならeSIMはぜひ「Mobimatter」をお勧めしたいです。私もタイ入国時は毎回モビ一択です。

ホテルやレストランには基本的にはWifiがあるので、出かけ先やホテルではwifiを繋いで、使うのは移動時のみにして、事前にGoogle MapをDLしてオフラインでも使えるようにしておけばかなりギガ数を節約できます。1週間程度の旅行なら3~5GBで十分です。(1ヶ月間で3GB以下の時もありました。※外でSNSを使わない場合)

長期滞在の場合は、長い期間のプランを買うと割安になるのも嬉しいですね。

クーポンコード

私にも少しだけ恩恵があるクーポンコード置いておきますので、記事が参考になったよ~という方、ぜひコードを使ってお得に旅行を楽しんでください!

Mobimatterのクーポンコード(50%キャッシュバック)

MIHO819261

Airaloのクーポンコード($3もらえる)

M5311

最後まで読んでいただきありがとうございました!

おわり。

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