※本記事は「大麻が合法化されたタイでの現地体験」を紹介するものであり、日本国内での使用・所持を推奨する意図は一切ありません。
日本では大麻は違法です。絶対に日本に持ち込んだり、日本国内で使用することのないようご注意ください。
タイでは大麻が合法化!まずは現地ルールを確認。

2022年にタイ政府が医療・商業目的で大麻を合法化して以来、バンコクやパタヤ、プーケットを中心として多くの「カンナビスディスペンサリー(Cannabis Dispensary)」が登場しています。
外国人観光客も購入・使用が可能で、リラックス目的や娯楽として気軽に大麻を楽しめる場所が急増中。
ただし注意点もあります:
- 購入できるのは20歳以上
- 公共の場所での喫煙は禁止
- 飲酒運転と同様、大麻使用後の運転は禁止
- ホテルによっては使用禁止の場合もあり
「合法」とはいえ、あくまでルールの上での利用が前提。観光客もこの点をしっかり理解しておく必要があります。特に、ホテルでの大麻への使用は高額な罰金を請求される可能性があるので要注意です。

ホテル内で大麻が使用禁止の場合は、↑このようにホテルの入り口やエレベーターなどに「No Cannabis」などの注意書きがあるので要確認!予約前ならGoogle Mapなどで口コミをチェックするのもおすすめです。
実際に行ってきた!パタヤにある超おすすめディスペンサリー【現地レポ】
今回訪れたのは、地元でも話題の超超超高評価カンナビスショップ「CannaBuri」。

Googleの口コミ評価はなんと驚異の★5!!
店内はとても清潔かつおしゃれな雰囲気。まるでスタイリッシュなカフェのような空間で、明るく、入りやすさも抜群です。
店内の雰囲気と購入の流れ
今回宿泊していたホテルが大麻使用NGのホテルだったのと、大麻初心者の友人がいたので、なるべく雰囲気のいい場所を探してたまたま見つけたのが、このディスペンサリーショップCannaBuri。
ディスペンサリーショップでは、大麻の販売はしているがその場で試せるという場所が意外と少なく、また、ボング(大麻を吸うための水パイプ)のレンタルが無かったりするのですが、ここ「CannaBuri」では、なんとボングのレンタルが無料!購入した大麻を奥のラウンジ(フリースペース)で追加料金なしで好きなだけ楽しめるという素晴らしいショップでした。

ショップによってはボングのレンタルが無く、ジョイントといって通常の煙草のように、大麻を紙に巻いて吸うという方法もあるのですが、普段煙草を吸わない人にとっては、かなり苦しいので、禁煙者や初心者はボングで吸うのが肺に負担が無いのでおすすめです!
ジョイントと違い、ボングで大麻を吸うと煙を直接肺に吸い込まず、水を通して煙を吸うので不純物がそぎ落とされ、クリアな吸い心地になります。普段煙草を吸わない人でもかなりマイルドな吸い口になり、咽ることはあまりありません。

今回、「CannaBuri」は初めての利用でしたが、結果的に本当に大満足でした!
胸を張っておすすめできる理由としては、
- 店内は英語対応OKのスタッフが常駐!
- 初心者向けに1つ1つ丁寧に説明してくれる!
- 匂いサンプルもあり、自由に試せる!
- ボング等のレンタルが無料でフリースペースがある!
- 最低購入グラム数がちょうど良すぎる!
スタッフに「初心者です」と伝えると、強すぎない種類や使用量のアドバイスまでしてくれるため、初体験でも安心です。「これは強すぎる、これならライトだよ。これはフルーツのフレーバーで吸いやすい」などと様々なアドバイスをしてくれるので、大麻の知識が全くなくても安心してトライすることができると思います。
CannaBuriの場所はここ!
パタヤの中心部から近い場所にあります。夜中の2:00まで営業しているので、バーで軽く飲んだ後の締めにまったりチルタイムもできちゃいます。
【推しポイント】CannaBuri最大の魅力は「ハーフサイズ注文OK」なところ!
今回訪れたバンコクのディスペンサリー「CannaBuri」で、個人的にいちばん良かったポイントはハーフサイズの注文ができるということ。
これ、ほんとにありがたい。
というのも、多くのディスペンサリーショップでは最低でも1グラム〜からの販売が一般的。でも観光で来ていると、滞在中に使い切るには少し量が多すぎる…。
しかも、余った分はもちろん日本には絶対に持ち帰れないので、泣く泣く帰国前に捨てるしかない…それって、ちょっともったいない。
その点、CannaBuriではハーフサイズ(0.5g)から購入可能。値段も半額になるので約200タイバーツ(約800円)程度。
これがめちゃくちゃちょうどいいんです。1〜2回分として無理のない量だし、値段も安く済むから初心者にはぴったり。
「ちょっとだけ体験してみたい」「何種類か試してみたい」って人にも最適です!
初心者でもわかる!大麻の種類と違いをサクッと解説
✅大麻には主に3種類ある
種類 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
インディカ | 身体をリラックスさせる効果が強め。眠気や鎮痛感あり。 | 夜にゆっくりしたい人、寝つきが悪い人 |
サティバ | 脳が冴える系。テンションUP・社交的・活動的に。 | 昼に楽しみたい人、クリエイター系 |
ハイブリッド | 上記2種の中間。リラックスとテンションのバランス型。 | 初心者やマイルドに楽しみたい人 |
リラックスしたいならインディカ、元気になりたいならサティバと覚えておけばOK!
✅初めての人はここから|THC濃度の選び方
ディスペンサリーに行くと、品種の名前+THCの%(例:THC 20%)という表記を目にする機会があると思います。初めて目にすると少し戸惑うはず…。これはいったい何なのか?
結論から言うと、THC濃度は“効きの強さ”。
数値が高いほど“ハイ”になりやすく、初心者は絶対に低めからがおすすめです。
✔ THC濃度の目安
THC濃度の目安 | 体感レベル | おすすめタイプ |
---|---|---|
10%以下 | 超ライト | 初心者・軽く試したい人 |
10〜15% | ライト〜中 | 旅先でリラックスしたい人 |
16〜20%以上 | 強め | 経験者・しっかりハイを感じたい人 |
✔ THCはこんな風に選ぶのが安心!
初めての人はTHC 10〜12%くらいの軽めのTHCから始めるのが無難です!
スタッフに英語で伝えるなら: “I’m new to cannabis. I’d like something light — maybe low THC, not too strong.”でバッチリ。もしくはこの文章をそのままスタッフに見せてもOKです!きっと初心者にオススメの大麻をチョイスしてくれますよ。
💡THCが高すぎるとどうなる?:
- 一気に効きすぎて、強い眠気・心拍の変化・不安感を感じることもあります
- 海外旅行中にそうなると不安なので、控えめ&様子見がとにかく大切!
筆者は最初に「THC 11%」のライトなサティバを吸ったんですが、ちょうどよくて、少しだけ気分が明るくなる程度でした。「え、これで終わり?」ってくらいあっさりだったけど、それが逆に安心感あってよかったかもしれません。
“効きすぎない”というのは、旅先では一番の安心材料かもしれません。
初心者におすすめの「選び方」の基本

「初心者はまずハイブリッドにしとけば間違いないよ」と、たぶんどこのディスペンサリーに行っても言われると思います。たしかにバランス型って聞くと、無難そうだし安心感はありますよね。
でも、実際に自分でいろいろ試してみた結果、筆者は「ライトなインディカ」推しです。
というのも、筆者自身がそうだったんですが、、
普段からお酒を飲むと眠くなるタイプのだと、大麻でも似たような反応が出やすい気がします。
ハイブリッドって「サティバ寄り」と「インディカ寄り」で体感がぜんぜん違うんですが、特に初心者には違いがわかりにくい…。
しかも、ハイブリッドって結局インディカ成分が結構効いてしまい、「あれ?楽しもうと思ったのに眠くなってきた…」ってなりがち(個人的な感想です…!)。
なので、もし「まずはちょっと試してみたい」「楽しい気分を味わいたい」っていうテンションなら、断然ライトなサティバが合うと思います。軽めなら効きすぎる心配もないし、体感としては1時間もしないうちにスーッと切れていくので安心です。もちろん、THCは10%前後のライトなものを。
お店のスタッフには英語で「Light Indica」「Not too strong」って伝えれば、ちゃんと合ったものを提案してくれますよ。タイのショップの人たちは、ほんとにフレンドリーで親切。遠慮せずに「初心者なんだけど…」って言ってみてください。
エディブル(食べるタイプ)って実際どうなの?注意点あり!

吸うのが苦手な人にとって、グミとかチョコレート、クッキーみたいな“エディブル”(食べるタイプの大麻製品)はめちゃくちゃ魅力的に見えると思います。筆者も最初、カラフルでかわいいパッケージに惹かれてつい手に取っちゃいました。
しかし……エディブル、けっこう危ないんです。しかもタイムラグ付きで。これ、初心者にとっては意外と落とし穴かもしれません。
吸うタイプだと、だいたい数分で「お、来たかも」って体感があるんですが、エディブルは30分〜1時間後にドーンと効いてくる感じ。
しかも「これ、あんまり効かない?」って思って追加で食べちゃうと……あとで地獄見ます(※経験談)。
筆者が初めて試したときも、食べた直後は「全然平気だな~」って思ってたのに、40分後くらいから急に体が重くなって、テンションが沈んでいくという展開に。正直、ちょっと怖かったです。
だからもしエディブルを試すなら:
- 🍬 量はごく少なめからスタート(グミなら1/4個くらいにちぎって試すぐらいでOK)
- 🕒 食べたら最低1時間は様子を見る
- 🛏️ リラックスできる場所で試す(できればホテルなどの屋内)
- 🚫 外出前や予定の直前には絶対NG!
って感じで、「効かないからもう1個!」は禁物。
安全に、楽しく試すためにも、“効きすぎない工夫”をした方が絶対にいいです。でもやっぱり、大麻を初めて試すならまずはボングが断然オススメ!
体験レポート:実際に使用してみた感想

今回はサティバとインディカがちょうど50%ずつのハイブリッドを購入し、お店の奥のフリースペースラウンジで喫煙体験。
先述したとおり、ボングは無料レンタル。グラインダーも貸してくれました。

グラインダーとは?:
大麻の乾燥した花(バッズ)を細かくすりつぶすためのツールです。
ディスペンサリーや喫煙ラウンジにはほぼ必ず置いてありますし、販売もされています。店員さんに聞いたところ、大麻の葉っぱをグラインダーで細かく砕くと、火のつきが良くなって吸いやすくなるんだそう。手に臭いもつかないので、もしあるならぜひ使ってみてください。
今回CannaBuriで試したのは「Strawberry Haze」という種類の大麻。
✅ 香りはフルーティでとても吸いやすい
✅ 体感としては10〜15分後にじんわりとしたリラックス感が広がる
✅ 無理にテンションが上がることもなく、自然な“ほろ酔い感”に近い印象
タイの空気の中で安全かつ合法にリラックスできる感覚は、これまでの旅ではなかなか味わえなかった新体験でした。
タイで大麻を楽しむ前に、絶対に知っておきたい4つのルール

タイでは合法的に大麻を楽しめるとはいえ、「自由=何でもアリ」ではありません。旅行者としてしっかり守りたい、最低限のマナーとルールをまとめました。
1. 公共の場所での喫煙は禁止!
公園、駅、路上などでの喫煙はNG。見つかれば罰金の可能性もあるので、必ず「喫煙OK」のプライベートスペース(例:専用ラウンジやホテルの許可エリア)で楽しむようにしましょう。
2. 使用後の運転は絶対ダメ!
大麻の使用後に車やバイクを運転するのは、飲酒運転と同じ扱い。事故を起こせば、観光客でも容赦なく罰せられます。交通手段はGrabやBTS(電車)で安全に。
3. 路上販売には手を出さないこと
ディスペンサリーがたくさんあるとはいえ、道端で声をかけてくるような販売者からの購入は絶対に避けてください。成分が不明だったり、合法とは言えないケースも多く、トラブルの元です。
4. 日本への持ち帰りは重罪!
タイでは合法でも、日本では大麻は違法。たとえ少量でも、持ち込もうとした時点で「麻薬取締法違反」として逮捕&前科の対象になります。空港のチェックも非常に厳しいので、絶対に持ち帰らないように!
旅を楽しむには、安心と安全がいちばん大切。
現地のルールを守って、心からリラックスできる時間を過ごしてくださいね。
まとめ|安全に合法体験を楽しむのが“旅人のマナー”
タイでは合法とはいえ、「自由=なんでもOK」ではありません。ルールを理解し、信頼できるお店で、自分のペースで楽しむことが何より大切です。
そして繰り返しになりますが…
❌ 日本では大麻の所持・使用は違法です
✈️ 海外で楽しんだら、きっぱりそこで終了。絶対に持ち帰らないこと!
旅は、ちょっとした“初めて”の積み重ね。
安全で、素敵なタイ旅行になりますように。
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